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路上にて アーカイブ

Jan082006

戻り年賀

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数日前、出かけたついでに駅前のポストから
いわゆる「戻り年賀」を投函しようと思ったら
投入口の近くにこんなものが貼り付けてありました

  盗撮用のカメラが仕込まれているということはなさそうです

さすがにもう年が明けたこの時期では輪ゴムは入っていなかったのですが
一般の郵便物と区別しやすいように、ただお願いするだけではなく
ポストに備え付けておくのがアイデアですね
そういえば、年賀ハガキも10枚や50枚のパック入りになっていて
半端な枚数を買うときに数えやすかったし

…って、結局ユーザー本意ではなく自分たちが楽したいだけかもしれないだろうけど
公社化されて少しは風穴が開いたのかな?
民営化されてさらに活気が出ればいいのだけど


そうれはそうと、どうして元日に届く年賀状は
こちらが出していない人からのが多いのだろう

なんというか「ああ、この人には出しておかなければ」と
自分が思っているほど相手も思っていないというか
そういう思惑が交互にすれ違っている感じですね


平成の大合併とやらで
住所表記が変わっている友人も多いですね
近隣や、全国ニュースに出るような町はあらかじめ判っていたけど
年賀状を貰って初めて知るような町もありました
なかには数年も前に合併していて、しかも全国ニュースで話題になっていながら
今年も旧住所表記で出してしまった友人がいたのを
貰った年賀状の住所を見て気がついたりして... (^^ゞ
ちゃんと住所録のメンテナンスをしなければいけませんね

実は今年から我が家の住所表記も変わりました
いや、合併しても元の自治体名は引き継いでいるのですが
その後に続く「大字」がなくなったのです
でも、これまでも書かずにいたから実質的には変わりなしです

Dec242005

あとがつかえてます

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仕事帰りにいつもの図書館に寄ったら
入り口にはもう門松が飾られていました

屋内にはまだクリスマスツリーがあるってのにね

Nov262005

続・クラフトワーク

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今年は夜のイルミネーションだけではなく
昼間の仕掛けも試してみました

昨年『軽井沢探検隊』で見つけたアサノヤさんのアイデアを流用です
今年もやってるみたいです)
と思ったら雀屋さんもどこかで見つけたようです

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こりゃぁモタモタしてられないと
今朝は慣れないミシンでガチャガチャガチャ
白いモールはボンドで貼って、手袋と靴は省略
顔は難しいので100円ショップで買ってきたオーナメントを
そのまま縫い付けて...

あんまりじっくり見ないでね
どうせ高いところに上げるのだからと雑に作ってます
  と言うより、技術的にも雑にしか作れない

テグス糸でバルコニーに吊るして部屋に戻ったら
さっそく通りかかった母親が見つけて幼い子供に
「ほら、サンタさんがいるよ」と教えている声が聞こえてきました

Nov262005

イルミねぇション

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この時期になると、商店だけではなく一般家庭でも
イルミネーションで飾るのが多くなってきました
なぁんて空々しく書いていますがウチも前からやってます

心なしか今年はスタート時期が早まっているように思いますね
11月に入ったら見かけるようになってきました
半ば過ぎにはウチの近所でも数軒が始め
なかでも今年新築して入居してきた家は気合いが入っています

  ウチも入居した年はそうだったなぁ
  夏はガーデニングに精を出したりして...

それに釣られて我が家でも始めようかと思ったのですが
玄関先のハナミズキの葉っぱがまだ半分ほど残っている
そう、ウチはここ何年かはこの木だけにイルミネーションをしていたのです

我が家は3軒並んだ袋小路のいちばん奥にあります
表の通りを歩いていても、覗き込まない限りはちょっと気づかれない
そんなイルミネーションでした

で、数年かけて裏の住宅が移転して取り壊され、現在道路拡幅工事中
今年からは我が家の裏側が外から丸見えになっているのです

ハナミズキがまだスタンバイ状態でないのと防犯の意味を含めて
今回は裏の壁にイルミネーションを施すことにしました


といっても話は簡単です
バルコニーの手すりに今年新たに買ってきた星型のライトをつけ
流れ星の尻尾のようにコードライトを流すだけ
バルコニーに息子を待機させ竿掛けを使ってコードライトを往復させればOKです
ハナミズキにぐるぐる巻いていたときに脚立をあちこち動かしていたことを思うと
とても楽な作業でした

さて、点灯です…あれ? 点かない?
全部ではありませんが、先端のほうが点灯しないのです
いやぁ、7、8年使っているからなぁ
断線やら球切れで一部通電しなくなっているのでしょう

「今年はやめる?」

心配して息子が声をかけてきます
ちょっと待て、少し考えよう

昼食を食べ、『トイザらス』に「たまごっち」を買いに行き
  あ、つまり23日忙しかったのはこれもあったのです
改めてやり直すことにしました
午前中の経験から、やり直してもそれほど手間ではないと思ったからです

点かない部分は配線の関係で集中していますので
その部分は束ねて使わなければいいのです
ところが、ロープライトは2本あったのですが
どちらも半分くらいが使い物にならなくなっていたので
ちょっと貧弱ですね
仕方ないので、今年は使わずにおこうと思っていた3本目のロープライトも出動です
これは一昨年からすでに3分の1くらいが点かなくなっていたのですが
確認のためにコンセントにつないだら、一度ピカッと光ったきり全滅してしまいました

  イルミがねぇんでションボリです

20日の日曜日に星型のライト(980円)を買った時に
子供たちにせがまれて奮発したスノーマンのライト(2480円)を
窓の外側にぶら下げてみました
今となっては買っておいて良かったなぁ、という気持ちですね
ロープライトの貧弱さをカバーしてくれましたから

ホントはね、夏ごろから発光ダイオードのロープライトを買おうかと狙ってたんですよ
まだシーズン前だから安いかなと思ってね
でも、その頃からやっぱり高かった
それで今年は現有勢力で行こうと思っていたのですが
こうなると来年は考えなくっちゃ

近所にものすごく凝ったイルミネーションをやる家があるんですよ
住宅地の狭い生活道路沿いで、つまり近所の住民や宅配の人しか使わない道で
知る人ぞ知る、というのがもったいないくらい豪華なのです
先日、イヌの散歩のついでに前を通ってみたらすっかり準備ができていました
でも、まだ点灯しないんですよね
満を持して12月スタートなのかなぁ…楽しみにしています

Sep222005

東京の街角に小諸のタバコ屋が...

 先日、このブログの読者であるビダンさんのコメントで、ワタクシが以前(1988年4月)書いた文章に触れてくださいました。ワタクシ自身も愛着のある内容で、形を変えて(さも新規に書き下ろしたという素振りで)ここに載せようかと考えていたのでした。
 でもまぁ、よく考えたらネタにしている軒先の看板が、この文章を書いて17年経った今、あまり残っていないようです。それに、携帯電話が普及して、シチュエーションそのものに無理があります。
 というわけで内情をバラした上で、当時の文章をほぼそのまま再掲します。ただし、イラストだった部分は、基にした写真を使うことにします。


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 ええっと、まず右の図版(1)を見てください。これは長野県小諸在住のマンガ家、小山田いく氏の『気まぐれ乗車券』という作品の第一話、冒頭のシーンで主人公の高校生が学校の帰り道で電話をかけているシーンです。物語の舞台は東京に設定されていますので、これは東京のどこかの街のタバコ屋の店先でしょうね。看板も出ています。
 だが、ちょっと待ってください。実はこの看板がクセものなのです。都内に住んでいらっしゃる方、ためしに表に行って近所のタバコ屋を二、三軒回ってきてみてください…おかえりなさい。どうです、下の図版(2)の左側のタイプしか見つけられなかったのではありませんか? まぁ、広告の部分は「東京新聞」だったり「Dr.フレッシュ」だったりしたかもしれませんが、とにかく小山田氏のマンガの看板は見つけられなかったはずです。
 あれれ、と思ったら目を皿のようにして小諸に向かって来てみてください。埼玉県を過ぎ、烏川を渡って群馬県に入ると、ほら、右側のタイプの看板が現れてきます。もちろん峠を越えて長野県に入っても、です。

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 下の写真を見てください。小諸市内某所の古いタバコ屋の軒先にぶら下がっている看板です。小山田氏の絵と同じでしょ。レタリングが古めかしくユーモラスでもあります。

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 ポケットベルで呼び出されて慌てて捜した身近な公衆電話という設定で、電話BOXではなくタバコ屋の店先の電話が出てくるという事からしてすでにローカルな発想という気がします。ワタクシならば周囲の騒音を遮るために電話BOXを捜します。余談になりますが、小山田氏の弟であるたがみよしひさ氏の作品『軽井沢シンドローム』で、主人公は小諸市相生町でスタンド式の公衆電話を使っています。《図版(4)》
 そして小山田氏はタバコ屋の店先という雰囲気を表すために看板を描き入れたのでしょうね。そのとき何気なく自分が普段見慣れているタバコ屋さんを思い出して描いてしまったのでしょう。が、意外や意外、東京と小諸ではタバコ屋の看板はデザインが違ったのです。
 この程度のミステイクで小山田氏の作品の価値をおとしめようとは毛頭思いません。ワタクシもこの作品はとても気に入っています。ですが、この一コマがストーリーとは無関係なところで気になって仕方がないのも事実なのです。

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図版引用
『気まぐれ乗車券』小山田いく著:小学館・1987年
『軽井沢シンドローム第4巻』たがみよしひさ著:小学館・1983年

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