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路上にて アーカイブ

Sep112007

旧大政商店・本庄支店

 
高校の文化祭の帰り道、電車まで少し時間があったので
橋上駅の北口に降りてみました
かつてはこちら側だけに駅舎があり、改札を出たら
歩道橋を使うか、この先の踏切を渡るかして南側の高校に通っていたのです

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ああ、まだ建っていたんだ

31年前の当時でさえ、充分古めかしかった煉瓦造りの建物
今もしっかりと残っており
これを見てようやく高校時代の自分を思い出せるような、そんな気がしました


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大学を出て社会人になり、藤森照信さんの建築探偵ものの著作の影響を受け
近代建築に興味を持った時期があるのですが
その頃読んだ『近代建築ガイドブック 』にこの家が載っていて
学術的価値がある建物だったのだとビックリしたものです

旧大政商店ということですが
これが何をやっている会社だったのか
そしてどういういきさつで民家になっているのか
そういった事情はちっとも判りません
ひとつだけ知っていたのは
この家の主(あるじ)が、件の高校の教師でした (^^ゝ
  たぶんワタクシの担任ではなかったはずですが...

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Sep042007

ME・NU・MA

 

旧坂田医院診療所

ただいま製作中の映画『歓喜の歌』の監督は松岡錠司という人で
最近では『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を作ったそうです

この映画は今、ワタクシが住む町に一つしかない映画館で上映中です(8日まで)

で、主人公が昔九州で住んでいた病院を改装したアパートのロケに使われた建物が
埼玉県の妻沼にあるということを知ったのは
偶然にも明日は『歓喜の歌』にエキストラで参加するぞという
9月1日の新聞のコラムでした
ウチでは取っていない読売新聞を、横浜の義母の家で広げて見て知ったのでした

義母の家に来る途中、八王子で携帯ラリー10駅目を達成したのですが
そもそもこれに参戦しようと思い立ったのが『道の駅めぬま』で、8月19日のことでした
それは別の用事ができて妻沼に来たついでだったのですが
この時間、妻沼中央公民館ではこの日も『歓喜の歌』のロケが行なわれていたのです
  16:00~22:00 エキストラ40名募集…実は応募してました (^^ゞ
  主にお客さんのリアクションなど客席中心向けの場面の撮影だったそうです

こじつけかもしれませんが
妙に因縁を感じてしまう一連の出来事でした


この病院だった建物は『歓喜の歌』のロケ会場からクルマで数分のところだというので
ロケに参加する日、その前を通って会場に行くことにしてみました
  というより、ウチから最短距離で行く通り道だった
ちなみに、ここでロケが行なわれたのは昨年の9月5日…ほぼ一年前のことだそうです


Sep032007

徐行する救急車

 
帰り道で、サイレンを鳴らして走ってくる救急車に出会いました
ワタクシをはじめ、周囲を走行中のクルマは
当然のことですが道を譲り、救急車の後からゆっくりついて行きます

…ん? ゆっくり、だって?

一定の車間を保って走っている後続車たちのスピードが
だんだん遅くなってゆくのです…メーターを見たら、20km/h
このまま停まるの?

頭に浮かんだのは、容態が急変した、ということです
乗っている患者さんの状態が、揺れに耐えられないとか
延命処置を行なっているとか

片側2車線の道でしたので、第一車線に移って救急車を追い越し
しばらくバックミラーで様子を見ていると
また少しずつスピードを上げてきたようです
それでも街中を普通のクルマが走る程度

たぶん救急車が向かっているであろう、近くの救急病院まではあと数分です
乗っている人の無事を祈らずにはいられませんでした

Aug302007

焼き鳥はいかが

 
子供の頃、コック姿の豚が描かれている
そんな看板の食堂がありました

その店に限らず、当時のとんかつ屋や洋食屋の看板の意匠として
これはポピュラーなものとして全国あちこちで見られたに違いないですね

でも、よく考えたら不気味な話で
豚がにっこり笑ってとんかつを勧めているのですよ

「おっ、この豚の絵が可愛いから、とんかつでも食べて行こうか」
そう連想する人がいるわけないじゃないか…
というようなことを大人になって読んだ伊丹十三さんの本にも書かれていましたが
まったくもって同感ですよね


ここで紹介する焼き鳥屋さんの看板は
そういう「共食いキャラクター」とは違うのですが
「これを見て焼き鳥を食べたくなるのだろうか?」と
激しく疑問を感じてしまうのであります

yakitori.jpg
Aug282007

クルマは急に止まれない

峠道を下っていたら、前方のカーブの脇の茂みに
小さな立て看板が立っているのが見えました
地方に行くとよくある、小学校PTAとか青年団とか
そういった地元の有志が立てた交通安全標語の看板の一種のようです

「おとせスピード おとすな・・・」

かな文字はシンプルだから読めるけど
その下の漢字はまだこの位置からは読み取れません
命? …いや、看板に書かれているのは2文字です
とまぁ、わずかの間に考えたのですが
下り坂を走っているのですから次の瞬間には文字が読み取れました

「・・・化粧」


こういうのって、文章で書いたら面白さが出ませんね
やっぱり写真に撮らなくっちゃなぁと思うのですが
なかなか走っているクルマを停め、カメラを持って降りて行くって
できないんですよねぇ

この道をさらに走ってゆくと
今度は瓦屋根に「ドラえもん」の絵が描かれている民家があり
「えっ!? なに? あれ!」
と思っているうちにここも通り過ぎてしまいました

今度この道を通るときは
ちゃんと停まって写真を撮ろうと思ったのですが
「今度」はしばらく先になりそうで、忘れてしまうような気もします

日曜日、六合村からの帰り道でした

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