旧大政商店・本庄支店
高校の文化祭の帰り道、電車まで少し時間があったので
橋上駅の北口に降りてみました
かつてはこちら側だけに駅舎があり、改札を出たら
歩道橋を使うか、この先の踏切を渡るかして南側の高校に通っていたのです
ああ、まだ建っていたんだ
31年前の当時でさえ、充分古めかしかった煉瓦造りの建物は
今もしっかりと残っており
これを見てようやく高校時代の自分を思い出せるような、そんな気がしました
大学を出て社会人になり、藤森照信さんの建築探偵ものの著作の影響を受け
近代建築に興味を持った時期があるのですが
その頃読んだ『近代建築ガイドブック 』にこの家が載っていて
学術的価値がある建物だったのだとビックリしたものです
旧大政商店ということですが
これが何をやっている会社だったのか
そしてどういういきさつで民家になっているのか
そういった事情はちっとも判りません
ひとつだけ知っていたのは
この家の主(あるじ)が、件の高校の教師でした (^^ゝ
たぶんワタクシの担任ではなかったはずですが...